2020コロナ渦

これからの結婚式

約10年前もそうでした…
3・11東日本大震災でも多くの結婚式が延期や取り止めとなり、苦渋の決断の窮地に追い込まれたり、悲しい思いをされた方々をたくさん見ました。そして当店もその対応に追われる日々がございました。

その時は、「復興」という言葉がキーポイントとなり、ホテルも専門式場も、前に戻そう!という意気込みに加えて、悪い言い方ですが、取り戻そう!という体制で、内々の現状は、とても醜いものがございました。
実際に、3・11により春婚を延期にしたカップルは、キャンセル料の問題から、その年の秋婚にスケジュールを詰め込まれ、一部では延期料などの加算金が生じたり、無謀なスケジュールで婚礼組数を消化していったホテルの事例もございました。
ホテル側の立場に立てば、震災は誰のせいでもないですし、誠意ある対応をされたところも有るでしょうが、営業存続をかけて熾烈な攻防が繰り広げられたのは否めません。


誰のために何のために結婚式をするのか?を問い正す大きなきっかけとなったのです。
式場や会場の存続のために結婚式をするのではないのです。

私は、持ち込みブーケの専門家として長くブライダル業界に携わっている中で、悪しき部分をはらみすぎるブライダル業界を変えていくため、オリジナルウエディングを提案して参りました。
しかしながら、ブライダル業界の壁は厚い鉄壁でした。

今回のコロナ渦によるブライダル業界への影響は甚大です。
現に、ブライダル業界も倒産や多額の借り入れが起こっています。
会場やホテルが無くなってしまっては、パーティーも出来なくなるので、ある意味では、会場やホテルさんを応援しなくてはなりませんし、仲間のホテルさんも居るので、そう無碍に言う事も出来ない気持ちも有るのですが。

3・11の時は「復興」がキーワードでしたが、今回のコロナ渦は「変化」です。
もとに戻る、戻そうではなく、変えなくてはなりません。


「昔は、ホテルの宴会場に集まって100人位でやったんだよー」みたいな、懐かし話になる?
二部制の結婚式や、小規模の結婚式が主流となっていくかと思います。

ホテルや会場は、場所とお料理の安全な提供に徹して頂きたいです。
ドレス・メイク・カメラ・花は、外部に専門家がたくさんフリーランスとして存在するので、その部分はフリーランスに任せて、会場は会場の専門家として、衛生面などの管理に徹して頂きたい…

そうすることで、安心できるばかりでなく、ホテルがぶら下げている提携店への中間マージンや紹介料などブライダル業界特有の高額を生むブラックボックスが無くなるわけなのですから。

その意識を、その知識を主役であるお二人にも持って頂きたいのです。そうすることで、本当の結婚式の姿が現れると思います。

私は、この2020コロナ渦で、ホテルが作り上げた古き悪しきブライダル業界の仕組みは崩れたと思います。

「結婚をする」のか、「パーティーがしたい」のか・・・
パーティーがしたいのなら、少し時間をおいて、華々しく出来るようになる時期まで待つのが賢明かと思います。
コロナを理由に結婚しないというのは変な理由なので、「結婚をする」のであれば、お式を挙げ、先ずはご両親・ご親戚など近しい方々のみ少人数でお集り頂くのも宜しいかと思いますし、まだまだ少人数とは云え集まるのが難しいようであれば、訪問する方法もあるかと思います。
結婚は、ご両家の結びつきですので、ご両家のお顔合わせは大切な儀式の1つです。なので、近いうち、何らかの方法でご両家が直接会えることが望ましいですが、今直ぐは難しいようですね。

私は、フラワーデザイナー・ブーケの専門家として、花を通して、お二人の結婚を形にしていくことです。
この様な状況下ではございますが、精一杯のお力添えをさせて頂きます!何なりとご相談頂けましたら幸いでございます。