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オンライン結婚式は是か非か?

持ち込みブーケ・ブライダル会場装花専門、ブーケ作家【一花千】でございます。

 

コロナに関しては、各方面で色々なご意見が有るかとは思います。
私の近くのプレ花嫁様を見ていての私なりの見解なので、見解の相違が有ればスルーして下さいませ(#^.^#)

 


オンライン結婚式は、今は「代替え案」、今後は「選択肢の一つ」。

なので、是か非かと問われれば、是。

 

と言うより、是か非か?と問う感じでもなく~

 

コロナ前からオンライン結婚式は有りました。
オンライン結婚式という言い方で広まったのはコロナによる恩恵なんですが、
特に今、急に始まった訳ではなく、既に、実況中継的に行っているケースは多々有ります。

晩婚化が進む中で、ご親族の高齢化が進み、結婚式に参列が叶わない祖父母ご親戚への実況中継(生ライブ中継)がそれです。

これは、結婚式に限らず、葬儀も同じでして…

ご高齢とか体が不自由とか、様々な理由で参列出来ない方にテレビ生中継みたいにするサービスが既に有りました。

これを思えば、結婚式のオンライン化に驚くことではないのですが。


繋ぐ先がご高齢であったり、ご不自由であったりと、画面などを繋ぐ設定が大変という難点は、まだまだ有るようで、しかしこれも、世代が進むにつれて、何ら問題も無くなって、普通になっていくのでしょう。


今は、コロナ渦中過ぎて、NGが伴うので、延期か?中止か??
んーーオンラインしか手段がない…
どうしても、今、伝えたいのに…
オンラインでやりましょう!という会場からの誘い…

などなど踏み切る理由は様々ですが、予定していた結婚式からオンライン結婚式という形に変えたカップルは多いです。

が、今後は、リアルに参列する・参列したい組と、何らかの事情でリアル参加出来ないからオンライン参加でという組に分かれるのでしょう。
ということで、このコロナによってオンライン結婚式という言葉がマイナーとなり、スタイルの一つとして出来上がって、結婚式を主催する側も招待された側も「選択肢の一つ」となっていくでしょう。


問題となるのが、オンラインの内容・繋ぐ範囲だと思います。
お二人以外のご両親を含めた全員をオンラインするのか?
お二人&ご家族・お身内だけ集まって、その他のご友人や同僚などをオンラインするのか?
これは、コロナの状況によるかと思うのですが、近々の結婚式で一番多いパターンが「家族婚」「少人数婚」になっている傾向なので、ご友人や同僚とオンラインするにしても、オンラインするタイミングを計る必要が有りそうです。



\\あれ?そもそも、結婚式って何だろう??//と思った方もいらっしゃるのではないかと思うので、、、

 

『結婚式』とは、「夫婦となる儀式」+「夫婦となったお祝いの宴」の二部構成を云います

「夫婦となる儀式」が挙式、「お祝いの宴」が披露宴。
つまり、挙式+披露宴です。



昔・・・
結婚式は、ご両家が、若いお二人をお披露目する場として執り行った物なので、ご両家ご両親が主体となって行っていました。
(もちろん、今でも、この風習が強く残る地域はたくさん有りますよ)

それが時代を経て…「結婚するならゼ〇〇ィ~」というスローガンの元(?)、若いお二人…つまり本人同士(新郎新婦)が主体となって決めていくやり方になっていきました。(多くを見ていると、新郎新婦というより、新婦が主体かな?)
そのために、ナシ婚も増えました。


そして、ネット社会・ネット情報・ネットビジネスが進むにつれて、結婚式に関わる各部門のフリーランスが台頭し始め、結婚式の形も様変わりしていきます。
この様に、時代と共に様変わりしてきているので(と言いながらも、冠婚葬祭は古風な業態ですが…)オンライン結婚式も選択肢の一つに。


「結婚式をしよう!」となったら、先ず会場(ホテルや専門式場)を決め、そこのプランナーさんの元で諸々決めていくのが通常でした。
ところが、情報をたくさん得ることが出来る今なので、「このドレスが着たいーー」「こんな引き出物が趣味だわーー」と思っても、ホテルや専門式場では叶わない…要するに、持ち込みが出来ない現実を突きつけられ、
ならばと、次は、「このドレスを着れる会場を探す」といった動きになっていました。

要するに、二人の叶えたいを優先していく動き。

そこへこのコロナに一喝されたと言っても過言ではないのかなと思ってます。
そもそも、結婚式って何でしょう?と立ち返る場を与えられた分けです。

・・・叶えたいの矛先が、ちょっとズレてしまっている傾向に一喝…

 


白無垢の着物から色打掛を着るのは何故なのか?


決して、ファッションショーではないのです!

白無垢の後、色打掛を着るのは、嫁ぐ家の色に染まる、生まれ変わり、家紋を背負うという意味です。
色打掛に赤の生地が多いのは、嫁ぐ家の血を継ぐ意味から、赤が多いとも言われています。

結婚式は、家と家のお祝い事ですし、お世話になった人へ感謝を込めてお披露目をする場でもあります。
お披露目された側は、心から祝福と幸せを願うのです。

今は未だ人が大勢集まることは難しいと思われますが、
いつからかの慣習として出来上がった結婚式の規模や形式に囚われず、結婚式に込める「感謝」「祝福」と正面から向き合う時が来たのではないでしょうか。

 


以前…花嫁様とブーケ打ち合わせの際、「結婚式がしたいの?結婚をするの?」と老婆心的なお小言が出てしまった事が有ります・・・
(長いこと、たくさんのプレ花嫁様とお会いしてきてるから出てしまったお小言だったのでご理解を…)

 


先に述べましたが、結婚式は「挙式+披露宴」なので、コロナによって結婚が出来なくなったわけでは有りません。

たまたま、このような時期に結婚をすることになったお二人は、不運というよりは、お互いや家族の本来の姿が見えたり、気持ちを確かめたりする端的な機会を得たと捉えて、どうしても今、何かの形でしたいと思うなら、その気持ちをシンプルに大切にして、お二人の記念として何かをするのが良いでしょう。

 

お二人の記念としての何か…が、「ぜひ今、感謝の気持ちを伝えたい!」という思いなら、伝えたい方々をオンラインで繋げば、もうオンライン結婚式は整います。
費用もさほど掛からないでしょう。
座席表に頭を悩ませる必要も有りませんし、大きな会場を借りる必要もないし、自由度が高まるから良いという考えも有ります。

 

 

結婚式と言えば、ご祝儀ですが、

オンライン結婚式の場合、オンライン講座の受講料を支払うようにして、会費を集めるアプリを利用しているようです。
ご祝儀もネット決済ですww

 

・・・そうか~ ご祝儀袋って、なくなっちゃうんですかね~(>_<)

 

ご祝儀と言えば、、、
ゲストを招いて結婚式(挙式&披露宴)をすることが難しくなった今、

年内~来年に既に予約済みでご祝儀婚を想定していたカップルには、ご祝儀婚が成立し難い現実に悩んでいるようです。
ご祝儀婚って何?って思われた方も居られるでしょうが、長くなるので、この件は、また、改めて。

 


このオンライン化については、その分野によって捉え方は様々かと思いますが、

結婚式については、「最善なツールではなく、補助的なツール」と捉えるのがベストと思います。

 

・・・フラワーやハンドメイドのレッスンも補助的ツールとしてしか無理…私の技量も有るでしょうが、やっぱり伝わらない…(>_<)

 

オンライン化の急加速よって、良くなった事と、その反面のデメリットにも大きく振れた気がします。
大きく振れた分、反動で、また予期しない方向へ動いていくのかなー

 

 

 

個人的意見としては、「オンライン結婚式」という形よりは、「家族結婚式(少人数の結婚式)」を推奨したいですし、
どうやら、プレ花嫁様の動向を拝見していますと、家族結婚式(少人数結婚式)が主流。

結婚式の原点回帰。
結婚式の意味に立ち返る。


選択肢が増えたり、自由度が増すということは、迷いが増えることにもつながりますが、

結婚式について今一度立ち返って考えたら、今できる最善の事、最善の結婚式の形が見えてくると思います。

そして見えてきた形は、「個々」によって、様々かと思います。


ブーケ婚礼花の専門家として、これからの花嫁様・お二人・ご家族に、お力添えが出来たら何よりです。


※画像は、東京都の某神社にて。

花嫁様の生家に近い神社にて家族結婚式